斜里岳南稜2017.03.10-12 2017年3月12日 kitami-rozan 積雪期登山 コメントを残す 斜里岳南稜に行った。南稜の頭1508まで。1日目 根北峠(5h)C770テン場。2日目 テン場(5.5h)C1508(2.5h)テン場。3日目 テン場(3.5h)根北峠メンバー2名(Inoue、Moco)※南稜というのは、南斜里岳のことではない。南斜里岳の西側に沢を一本挟んで伸びている稜。 ≪1日目≫ 根北峠から森の中を南に進路を取り、標高点488を 目指す。ここから長いルベス林道を歩く。パンケニワ ナイ沢を越えて、大滝の沢を超えてすぐに西に進路 を変えて南麓の森の中を進む。 テン場は標高770mあたりの森の中にした。 ≪2日目≫ 森を抜けて振り返る。南稜の森林限界は970m くらいだった。先々週行った西尾根は760mくらい だった。200mも違う。冬の偏西風が直撃する西 尾根との気象条件の違いが分かる。 南稜の急登が見えてきた。 左が南稜、右に見えている山は南斜里岳。 アップ 岩稜帯が続く。C1350の岩峰では懸垂下降をした。 南稜は分水嶺になっている。西側の沢は斜里川 の源流、東側の沢は忠類川の源流だ。 山頂。南稜の頭1508mを今回のゴール地点とした。 ここから本峰までどれくらいかな?往復したら2時間 以上かかるだろう。本峰へ向かう稜線は完全なホワ イトアウト。体はバテバテで既に12時を回っていた。 帰ろう。 山頂から南麓を眺望 あんなに苦労して登ったのに降りはあっという間。 時々埋まる。登りで懸垂下降した岩峰は巻いたが、 これがかなり怖かった。表層雪崩が起きそうな急 斜面をトラバースした。これがガリガリだったら無理 だったと思う。 とにかくアプローチが長い。もう2度と行くことはないだろう。 1350mの岩峰に登ると降りるときは懸垂下降になった。