遠音別岳の南東、ポンオンネベツ川の源流域にひょっこり
頭を出している三角錐がポンオンネベツ619峰だ。
真鯉の海岸にはびっしり流氷が着いていた。沖まで真っ白
だ。オペケプ林道の入り口は除雪されていた。ラッキー!。
原生林の樹氷がきれいだ。快晴で気温が高い。これが災い
して空を見上げた瞬間にMcの右眼を氷が直撃。しばらく痛
がる。視界に異常はなかったが、かなり長いこと痛んだよう
だ。雪原は落ちた樹氷でデブリのようだった。
ピラミッドの北東の平坦な樹林帯にテントを設営した。今
回は10年以上冬山山中泊をしていなかったというマチャコ
さんが参加したので楽しい宴会になった。9時に就寝。
5時に起床。夜明け前からかなり風が強く。風で飛ばされ
た樹氷が落ちてきてバタバタとテントを叩いていた。
タイムリミットを9時半と決めて出発。ポンオンネベツ枝
沢の谷に降りてからピラミッドの北尾根に取り付く。かなり
の急斜面にすぐにアイゼンに履き替える。
しかし意外に短時間で山頂に到達した。ガスがかかっていて展望はなかった。遠音別岳の展望を期待していたのだが、残念だ。しかし長年の夢がかない大満足の山旅だった。
☆9:45オペケプ林道入り口→11:00C252送電線→14:20オンネ
ベツ川の枝沢の源頭をトラバースして南に→16:00C1
6:45C1出発→8:00山頂→9:20テント撤収→12:20送電線
→13:00車
メンバー:4人