やっぱり冬の知床は良いねと何度も口にするカワウソ達だった。
10:00スキー場→12:00C450展望尾根に乗る→13:40C576
→14:00C560テン場
6:00テン場→9:00山頂9:15→10:40テン場撤収11:00→
→13:40スキー場
メンバー4人、スキー、テント泊。
スキー場の係りの人に頼んで駐車場に車を置かせても
らう。ロープトーだけの小さなスキー場だ。急斜面には
登らずに林の中に入る。
木の混んだ急登の後、一の沢川左岸の長い尾根に乗る。
この尾根は知床連山の展望台だ。快晴の空の下白く輝く
峰々に皆歓声を上げる。
遠音別の尖った山頂がカッコいい。ウトロの海は流氷
で覆われていた。
テン場はC560付近一の沢川源頭の森の中だ。Mcの肉
団子スープで宴会。寝る前に皆で外に出て星を見た。
6時にテン場を出発した。薄曇りの中朝日がぼんやり
と広大な知西別岳の北西尾根の上に浮かぶ。
全く樹木がない大雪原に一本だけ樺の木が立っていた。
C1100を超えたあたりでアイゼンに替える。
山頂からは羅臼側の海が見えた。こちらにも流氷が回
り込んでいる。国後島も見える。遠音別岳のバットレス
が大迫力だった。
15分程景色を堪能して下山開始。流氷の海に向かっ
て広尾根を降りてゆく。降りるにしたがってだんだん陽
がさして明るくなってゆく。
C750くらいから沢に降りてスキー滑走を楽しんだ。良
い雪だった。
テン場から再びシールを着けてアップダウンの多い尾
根を渡った。
厳冬期の知床で2日間とも穏やかな天気に恵まれて至
福の山行だった。